10代20代が活躍する声優という仕事。30代になってから目指して本当に食べていけるのかと不安になる気持ちはとてもわかります。
結論からいえば、努力次第で充分可能です!
声優志望者30万人のうち、デビューできるのは1万人!その中でも有名アニメの声優として華々しく活躍し続けられるのは300人ほどと一握り・・果たして自分なそんなひとにぎりの声優に慣れるのか・・残念ながら努力しても叶わない場合もあります。
じゃぁ、専門学校や養成所で学んだことが全て無駄になるのかといえば・・・お待ちください!
じつは声優の仕事というのは、華々しいアニメの世界だけではありません。
外国映画の吹き替え、縁の下の力持ち的な役割の企業ナレーションやイベントや結婚式の司会、最近ではスマホ用ゲームアプリの音声やYoutubのナレーションなど多岐にわたり、しかも!増え続けています。

試しにフリーランスと仕事の依頼主を結ぶCrowdWorksで声優と検索すると4,000件近くの依頼がHITします。

しかもどれもがとても単価がいいのです。
これからインタネットは動画時代へと向かっています。声の仕事は増え続けていますし、これで食べていくことは、実はそれほど難しくないんです。
では、アニメの仕事以外にどんな仕事があるか見ていきましょう
アニメのアフレコ
アニメ映画のキャラクターに声をあてる仕事。ほとんどは声優プロダクションに所属してオーディションを受けて役をGETします。キャスティングは演技力もありますが、どれほどキャレクターにイメージが合うか決め手になります。
●養成所や専門学校からプロダクションに所属
洋画のアテレコ
洋画や海外ドラマの吹き替え。映像と声を合わすのが難しく高い技術いるため、30代でもまだ若いと言われる世界。キャスティングは製作会社と音響監督が相談の上決めることが多い。コツコツとキャリアをつんでいくことが大切。
●養成所や専門学校からプロダクションに所属
企業ナレーション
商品のコマーシャルに声を入れる仕事。15〜30秒と短い時間で印象に残る声が要求され、高い技術が必要です。顔も名前も出ることはありませんが、商品の売れ行きを左右する大切な仕事。交通機関やテーマパークのアナウンスなど幅広い需要があります。
●養成所や専門学校からプロダクションに所属
イベントナレーション
イベントや結婚式の司会。イベントを盛り上げるためには欠かせない仕事。とっさトラブルにも対応できる応用力が必要。依頼数も多くイベントナレーター専門の派遣会社も存在します。
●養成所や専門学校からイベント会社、キャスティング会社に登録
ボイスオーバー
バラエティー番組などで外国のニュースやインタビューなどに、外国語の元の声をのこしつつ、日本語の声を被せる仕事。事前に台本を渡されることが少なく初見で声をあてることも多い。番組の特徴によって話し方を変えるなどの難しい技術が必要となる職業。キャリアをつめばフリーランスで仕事をすることも可能。
●養成所や専門学校からプロダクションに所属
ゲームアプリのアフレコ
スマホのゲームアプリに声をあてる仕事。最近仕事量は急増中!
無名の声優でもゲームが大当たりですることで、一気に表舞台に躍り出ることができる。
膨大な量のシーンを一気に録るので、収録時間も長く体力のいる仕事。
●養成所や専門学校から声優プロダクション、もしくはクラウドワークス などで募集あり
Youtubeのナレーション
今、もっとも求人が多くフリーランスでも稼げる仕事のひとつです。Youtube用に作られた動画にナレーションを当てたり、Vtuberと呼ばるV2Dや3Dで作られたCGキャラクター(アイドル)に声を吹き込む仕事です。
ゲームアプリのキャラクター同様、担当するVtuberの人気がでると、声優としての知名度が一気にあがります。
●クラウドワークス などで募集あり
オーディオブック
市販の本を朗読し録音する仕事です。通勤途中、ランニング中、作業中など「聴く読書」として欧米ではすでにスタンダートとなっている読書スタイルで、アメリカでは忙しいビジネスマンの50%が利用したことがあるなど、日本でも今後確実に需要がのびてくる仕事です。
ほぼ初見で本を一冊読み録音するため収録時間が長時間になり過酷な仕事ではありますが、1人ですべての登場人物を演じるなど高いスキルが必要となり、キャリアを積み重ねたら一流ナレーターと呼ばれるようになるでしょう。求人も伸びてますし将来性のある仕事です。
●オーディオブック製作会社でオーディションあり
まとめ
どうでしょう・・・アニメの仕事にこだわらなければ食べていく道というたくさんあります。そしてアニメの仕事に繋がる道もあるのです。
42歳で声優デビューをはたした斧アツシさんはナレーターの仕事をしてキャリアを経験を摘みました。
10代20代と同じ王道と言われる道を通って声優を目指すのもいいですが、30代だとチャンスはどうしても狭くなってしまうのが現実!
正攻法でいくもよしですが、別の道でキャリアを積むという道もあります。
道は一つではありません。
もう30代だから無理と思う前に、どうやったら夢に近づけるのか考えてみるのも良いのではないでしょうか?
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