30代でも諦めない！声優になる方法まとめ

30代で声優になることは、まだ諦めるには早いです。ただ、10代や20代の声優志望者たちと同じことをしていては、競争が激しくなるばかりで、難しいかもしれません。

人気アニメのアイドル声優を目指すには、30代であれば正直出遅れてしまったと言えます。しかし、Youtubeのナレーション、Vtuber、ゲームアプリ、オーディオブックなど、今までになかったような声の仕事が増えています。今後も増え続けることでしょう。

もし声の仕事を諦めた場合でも、「人前で話せる」「自分を演出できる」という訓練を受けたあなたは、仕事を選ぶ際に大きな武器になるでしょう。日本では人前で淀みなく話せる人はまだまだ少ないですから。

王道のアニメ声優のルートは相変わらず細く険しいですが、枝分かれしたルートは無限に広がっています。そのため、30代であっても、新しい分野に挑戦することで、自分らしい道を見つけることができるかもしれません。

とはいえ、声を使った仕事というのは簡単になれる職業ではありません。

30代で声優を目指すあなたはどんなところに気をつけるべきなのでしょうか？

声優に向いているのはこんな人

自分の持って生まれた声は個性的であり、どんな声でもキャラクターに合ってさえいれば需要があると言えます。この声の幅を広げることでよりチャンスが広がります。

同年代しか演じられないよりは子どもから老人まで演じられたほうがたくさんのオーディションに応募することできるからです。

声の幅はトレーニングによって得られるのですが、その努力ができる人というのが最も大切な点です。どこで学んだとしても努力できない人は夢を掴めない厳しい世界なのです。

声優に向いてる人とは、声に特徴があるというよりも努力ができる人というのが重要です。

声優を目指す上で、もっとも大切なのはあなたの努力ですが、その努力を後押ししてくれるのが専門学校や養成所です。

残念ながら、今の状況だと独学で声優になれるほど甘い世界ではなくなりました。個人の力だけではなく専門学校や養成所などが持つ人脈を最大限に利用しなければなりません。

声優プロダクションに多くのパイプを持ち、できるだけたくさんのオーディションを行っている学校を選ぶ必要があるんです。

「学校選びが失敗だった」という言い訳を自分にせせないために学校選びは慎重になってください。その点では20代よりも人生経験を積んだあなたの方が見る目は養われているはずです。

養成所の場合は、できるだけ多くの協賛が得られているプロダクションか、プロダクション直営の養成所ならば、より多くの作品を世に送り出しているプロダクションに付属した養成所がおすすめ！

30代で声優をめざすあたなにとって専門学校や養成所を選びは何よりも大切になってきますので、できるだけたくさんの資料を取り寄せて吟味することが大切です。

声優の仕事というのは、アニメのアフレコだけではありません。

定番の洋画のアテレコ、企業ナレーション、イベントのナレーション、ボイスオーバーの他に最近急激に増えているのがゲームアプリ、Youtube、オーディオブックなどの声のお仕事です。

花形であるアニメ声優になれる人は志望者の上位3％だと言われています。

10代20代の子たちに混ざってこの3％に入るのは、正直いってかなり難しい・・・だけど声で食べいくのはそれほど難しいことではない時代になりました。

比較的需要の多いナレーションの仕事は高額です。

『転生したらスライムだった件』でカイジン役を演じた斧アツシさんはナレーションの仕事でキャリアを積み、40代に入ってから声優を目指し養成所に入所、デビューした異色の声優さんです。

30代で声優を目指すあたなにとっては大きな希望になりますよね。

道は一つではありません。「どうせ歳だから」と諦めてしまう前に「どうすれば夢を実現できるか」そんな風に考えると不思議と道は開けていくものです。

とはいえ、アンテナを広げるのは1人では案外難しいのも事実。そのために情報収集の場所として利用できる学校を選ぶのも大切です。